製品技術紹介

病状検査用プレート(実用新案登録済)

医師等の診察において、問診の際に使用する病状検査用プレートです。
 従来、医療機関では医療従事者である医師や看護婦が、不調を訴えている患者さんに質問をしてその答えに基づいて診察を行っています。一般的に質問の項目は複数有り、患者さんが質問に対して正確に答えることで正しい病気の診断をすることができますが、質問に正確に答えられない患者さんがおられます。特に子供やお年寄り、言葉や耳が不自由な方は、自分の症状をうまく表現できないという問題があります。この病状検査プレートはこれらの問題を解決するために開発を致しました。プレート左側の縦列に最大12項目の質問事項を並べることができます。中央から右側には各質問事項に相応してフェイススケールと可動式の矢印があります。フェイススケールの左端は最良の気分を表し、表情は笑顔です。右端は最悪の気分を表し、表情は苦痛顔となっています。表情は最良から最悪まで6段階に別れており、患者さんはあらかじめ設定されている左側の質問事項に対してその時の自分の症状に相応する表情の位置へ自分で矢印を動かします。プレートの裏側には矢印の位置に相応したスケールが付いており、医師や看護婦はそのスケールの目盛を読むことにより患者さんの症状を質問毎に数値で把握することができます。 この病状検査用プレートは、診断に必要な複数個の質問事項を正確に表示することができ、患者さんは質問の答えを容易に表現することができ、医療従事者が正確な診断を行うことができるものです。一度で設定できる質問事項は4項目で、質問部の小さいプレートを瞬時に移動させることで更に4項目、小プレートを裏返しすることで更に4項目、合計12項目の質問を設定することができます。日本疲労学会推奨のVAS検査の評価方法を具現化した商品ですので是非ご活用下さい。
表側にフェイススケール
裏側にアナログスケール
外径寸法
幅   210mm
高さ  297mm
厚さ   10mm
< A4サイズ >
重量
約 200g
診断項目
全12項目(痛み、眠気、美味しさ、活力、抑うつ気分、疲労感、肩こり
リラックス度、冷え性、ほてり感、不安、イライラ、etc)
開発監修
日本アーユルヴェーダ学会・日本補完代替医療学会理事
上馬場和夫 先生